レース概要

  • レース名: 第67回宝塚記念(GI)
  • 開催日: 2026年6月14日(日)15:40発走
  • 競馬場: 阪神競馬場 芝2200m(外回り)
  • 出走資格: 3歳以上(定量)
  • 1着賞金: 3億円

ファン投票で出走メンバーが決まる「栄光のグランプリレース」。春の古馬中長距離戦線を締めくくる大一番だ。

出走予定馬一覧(5月28日時点)

馬名性齢想定騎手前走主な実績
クロワデュノール牡4北村友一天皇賞春 1着ダービー・大阪杯・天皇賞春
コスモキュランダ牡5日経賞 7着有馬記念2着
シェイクユアハート牡6古川吉洋金鯱賞 1着中日新聞杯
シュガークン牡5新潟大賞典 15着青葉賞
ジューンテイク牡5松山弘平QE2世C 8着京都記念
シンエンペラー牡5天皇賞春 7着ジャパンC2着
スティンガーグラス牡5岩田望来ダイヤモンドS 1着ダイヤモンドS
タガノデュード牡5高杉吏麒天皇賞春 6着小倉大賞典
ダノンデサイル牡5戸崎圭太大阪杯 3着AJCC・有馬3着
ファミリータイム牡5阪神大賞典 9着日経新春杯2着
ビザンチンドリーム牡5アミールT 7着天皇賞春2着(2025)
マイネルエンペラー牡6川田将雅阪神大賞典 5着日経賞
マイユニバース牡4日経賞 1着
ミクニインスパイア牡4丹内祐次日経賞 2着
ミステリーウェイセ8天皇賞春 8着アルゼンチン共和国杯
ミュージアムマイル牡4D.レーン有馬記念 1着皐月賞・有馬記念
メイショウタバル牡5武豊大阪杯 2着宝塚記念(連覇挑戦)
レガレイラ牝5C.ルメール有馬記念 4着有馬記念・エリ女

注目馬プロファイル

クロワデュノール(4歳牡馬)— 春古馬三冠なるか

大阪杯(2000m)→天皇賞春(3200m)のGI連勝中。8戦6勝、連対率88%という圧倒的な成績を誅る。

父キタサンブラックの産駒として、2000m〜3200mで全勝。距離適性に不安はない。2200mは初経験だが、適正距離の中間に位置し問題ないだろう。

天皇賞春は1番人気に応え、ヴェルテンベルクの猛追をハナ差で凌いだ。上り3F 34.9fをコンスタントにマークする末脚の確実性はメンバートップクラス。ここが春古馬三冠(大阪杯・天皇賞春・宝塚記念)達成のかかる一戦だ。

懸念は春GI連戦の疲労。天皇賞春から中10週のローテーションで、十分な休養は取れる。

ミュージアムマイル(4歳牡馬)— 有馬記念Vの底力

2025年有馬記念を3番人気で制覇。大外からメンバー最速タイの末脚で差し切った圧巻の勝利だった。

皐月賞(GI)、セントライト記念(GII)も制しており、GI 2勝。天皇賞秋では2着に入り、上り3F 32.3fという驚異的な末脚を叩き出している。

ただし、今回は約5ヶ月半の休養明け。有馬記念(2025年12月28日)からの一振りで、仕上がりが最大のポイントになる。父リオンディーズ産駒としての潜在能力は底知れない。

メイショウタバル(5歳牡馬)— 連覇の偉業へ

昨年の宝塚記念を7番人気で制した大番狂わせの主役。今年は大阪杯で2着に入り、改めて実力を示した。

阪神2200mでの実績は申し分ない。昨年の宝塚記念では逃げ切って1着。コース適性ではメンバートップだ。武豊騎手とのコンビも継続。

ただ、昨秋以降の成績に波がある。有馬記念13着と大敗も。宝塚に限れば最も得意としているが、安定感にはやや欠ける。

レガレイラ(5歳牝馬)— 牝馬の意地

2024年有馬記念を5番人気で制し、エリザベス女王杯も勝利。GI 3勝の実績はメンバートップタイ。オールカマー(2200m)勝ちがあるため距離対応も問題ない。

昨年の宝塚記念では11着に敗退している点は気になるが、C.ルメール騎手とのコンビで巻き返しを図る。

ダノンデサイル(5歳牡馬)— 悩める善戦マン

大阪杯3着、有馬記念3着、ジャパンカップ3着。GIで3着を量産する安定感は随一。上り34.8〜35.0fを着実にマークし、流れに左右されない走りが持ち味。

ただし勝ちきれない傾向は否めず、今回も「3着」を脱出できるかが焦点だ。

伏兵チェック

ミクニインスパイア(4歳牡馬)— 未知の魅力

8戦4勝、3着内率88%。成績だけ見ればクロワデュノールに匹敵する。まだ重賞未経験だが、日経賞(GII)で2着に入り、OP即通用を示した。

キャリアわずか8戦で底を見せておらず、一発があっても不思議ではない。

マイユニバース(4歳牡馬)— 日経賞Vの勢い

日経賞を制してGI初挑戦。13戦3勝のキャリアで、徐々に実力を上げてきた。初のGIがいきなり宝塚記念という大舞台だが、勢いはある。

タガノデュード(5歳牡馬)— 重賞連勝馬

鳴尾記念→小倉大賞典と重賞連勝。天皇賞春でも6着に入り、GIでも通用することを証明した。31戦6勝のキャリア豊富なベテランで、大舞台の雰囲気に飲まれない。

昨年との比較

昨年の第66回宝塚記念は、7番人気メイショウタバルが逃げ切りV。2着ベラジオオペラ(1番人気)、3着ジャスティンパレス(10番人気)と、逃げ・先行馬が上位を占めた。

今年は昨年の1着馬(メイショウタバル)と11着馬(レガレイラ)が再出走。メイショウタバルは逃げ一手の戦法だが、今年は他に目立った逃げ馬がおらず、再びハナを主張できる可能性が高い。

ローテーション分布

パターン馬名休養期間
春GI組(中10週)クロワデュノール、シンエンペラー、タガノデュード、ミステリーウェイ約70日
春重賞組ダノンデサイル、メイショウタバル、シュガークン4〜10週
長期休養組コスモキュランダ、マイユニバース、ミクニインスパイア、ファミリータイム、マイネルエンペラー、スティンガーグラス、シェイクユアハート、ジューンテイク10〜16週
超長期休養組ミュージアムマイル、レガレイラ、ビザンチンドリーム5ヶ月+

春GI組が休養短めで臨む一方、有馬記念組は半年近いブランク。仕上がり度の差が結果に直結しそうだ。

ここまでのまとめ

GI馬4頭(クロワデュノール、ミュージアムマイル、レガレイラ、メイショウタバル)が揃った豪華メンバー。現時点での注目ポイント:

  • クロワデュノールが春古馬三冠を懸けて中心視される。連勝中の勢いと安定した末脚が強み
  • ミュージアムマイルの末脚は破壊的だが、半年ぶりの実戦がどう出るか
  • メイショウタバルが連覇を狙う。逃げて昨年再現なら大穴の可能性も
  • ミクニインスパイアマイユニバースのGI初挑戦が波乱要因になるか

枠順確定後の予想・AI分析は、レース週に改めて更新予定。


データ源: JRA公式、Sporting News、netkeiba(2026年5月28日時点)